株式会社 加藤工業

事業内容

事業内容

鉄骨工事

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鉄骨工事とは

私たちが暮らす社会では多くの建築物の躯体に鉄骨が用いられています。

建築物の構造には代表的に、「W造(Wood)‥木造、S造(Steel)‥鉄骨造、RC造(Reinforced Concrete)‥鉄筋コンクリート造、SRC造(Steel Reinforced Concrete)‥鉄筋鉄骨コンクリート造」があります。

鉄骨工事とは、その中の鉄骨造・S造・S構造とも呼ばれる建築構造の建物を組立てる工事(鉄骨建方工事)になります。

また、S造の中では重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種類があり、鋼材の厚みが6mm以上のものを「重量鉄骨構造」、6mm未満のものを「軽量鉄骨構造」と呼びます。重量鉄骨構造は主にビルや高層マンションなど大規模建築物をつくる際に、軽量鉄骨構造は一般住宅や小規模店舗などで用いられるケースが多いです。

当社では、規模の大小問わず重量鉄骨、軽量鉄骨ともに施工しています。

建築物にとって構造の強度と精度を保ち続ける鉄骨製の躯体は優れた耐久性を持ち、長期にわたり建築物を支えます。私たちは、その重要性を認識し、わずかな見落としや妥協を許さず、全ての現場に品質の高い施工を提供しています。

鉄骨建方

鉄骨建方

クレーンなど重機を使用し、建物の骨組みとなる鉄骨を組み立てる工事です。

柱を立て、梁をつなげます。

鉄骨建方工事は通常、下まわり(地走り)と取付け(上部鉄骨取付班)の2班に分かれて作業します。

下まわりの主な作業は材料・資材の搬入、荷降ろしを行い、上部作業員や後続他業者の安全を確保するための安全仮設や、(墜落防止ネット・命綱をかけるための親綱ロープ・飛来落下防止ネットなど)鉄骨を取り付けるためのボルトなどの段取りを行い「玉掛け」をして楊重する作業です。

玉掛けとは、荷を吊り上げるためにワイヤーなどをかける作業のことをいいます。

下まわりには状況に合わせて上部作業員が取付けしやすいように角度をつけたり、複数の部材を地上で組み立ててユニットにしたり、高さを変えて一度に何本も吊り上げたりと柔軟な考え方や、それを実行するための確固たる経験や知識が必要となります。

取付けの主な作業は名の通り、吊り上げられた鉄骨材などを高所にて取り付ける作業です。自らが墜落しないことはもとより細かな部材を絶対に落とすことのないように安全を最優先で確保し、慎重に取り付けます。

建物の規模によっても異なりますが、数週間から数カ月にかけての継続的な作業になるため、体調管理は勿論のこと特に安全に配慮しながら素早く正確に進めなければならないので、技量や豊富な経験が必要となります。

ボルト入れ・本締め

ボルト入れ・本締め

建方を進めると同時に建入れ直しを行い、所定の精度になるよう柱の角度、位置をミリ単位で調整します。

組み上げた鉄骨の水平・垂直方向を整え、接合部分にボルトを入れ締結していきます。

最初から強く締めてしまうと、まだ締めてない接合部分に遊びが無くなり、ずれや歪みが生じる場合がある為、決められたトルクで一次締めを行い、しっかり固定させる本締めを行います。

この工程で鉄骨骨組の完成となります。

鋼製デッキプレート工事

鋼製デッキプレート工事

鋼構造物の2階以上の建物の床を形成するための材料を「デッキプレート」と言います。

鉄骨建方・ボルト入れ・本締め・防錆塗装の工程後、コンクリートで床を作るためのデッキプレートを梁上に敷き込みます。

ボルトや柱など干渉する箇所を、ガス切断等を用いて加工し隙間ができたりしないよう、充分に確認しながら敷き詰め、最後は焼抜き栓溶接等により固定していきます。

鉄骨塗装

鉄骨塗装

鉄骨は鉄骨制作工場(鉄工所)であらかじめ防錆塗装され出荷されます。

塗装されていない鉄骨は錆が出てしまいますが、継手などの部分でワザと防錆塗装をしない場所があります。ボルトを締め付け強固に接合したあとに塗装をする必要があります。

安全仮設工事

安全仮設工事

仮設工事とは、建設工事に必要な一時的な仮設備を設ける工事です。

仮設備は本工事完成後は原則として撤去されるもので、仮桟橋、足場、工事用仮設建物、安全・保安設備などの様々な設備があります。仮設工事にはその構築のほか、維持、撤去、片付けも含まれます。

当社では、仮設工事の中の鉄骨組立に伴う安全仮設工事を行っています。

鉄骨工事現場は高所となるため、上部作業員や後続他業者が安全に作業を出来るように命綱をかけるための親綱、親綱をかけるための支柱、墜落防止ネット、飛散落下防止ネット、アルミ合金製吊足場(トビック)などを取付け・整備いたします。

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